新築なのに?! ゴキブリはこうして家に入ってくる!
ゴキブリは古い家や汚い家だけにいると思っていませんか。実は「新築なのにゴキブリが出た!」ということはよくある話なんです。ではなぜ、新しくてきれいな新築にゴキブリが発生するのでしょうか。せっかく新築に引っ越してきたのにすぐにゴキブリが出たらショックですよね。今回は、新築にゴキブリが出る理由と、新築のゴキブリ対策についてご紹介します。
まずは、新築にゴキブリが発生する主な理由について見てきましょう。
新築にゴキブリが発生する主な理由① 人がいないためゴキブリが住みやすい
新築後、すぐに入居することもありますがほとんどの場合、売れるまでに時間がかかるものです。その間、家の中にはゴキブリの天敵となる人間がいません。また、日中も人の出入りがほぼないため、ゴキブリが好む暗さのままです。しかも部屋が密閉されているので、冬なら寒さが防げ、夏場で部屋の湿度、温度が上がっても、高温多湿を好むゴキブリなら活発に動き回れるのです。
新築にゴキブリが発生する主な理由② 侵入経路がたくさんある
ゴキブリの主な侵入経路は、キッチン、お風呂、トイレ、洗面所などの排水口です。普段であれば一定量の水が排水口の一部にたまっているため、外部からゴキブリが侵入する際の妨げになります。しかし、新築の場合、まれに水道が通ってないことも。すると、ゴキブリは簡単にさまざまな場所から侵入してきます。
また、入居後に設置予定で開けておいたエアコンの穴やテレビの配線の穴なども危険です。ゴキブリはわずか3mmの幅からでも入り込めるため、たとえ新築マンションでも入ってきます。
新築にゴキブリが発生する主な理由③ 近隣から入り込む
新築マンションや分譲住宅の場合、先に入居した近隣からゴキブリが侵入するケースがあります。特に近隣の方がくん煙剤タイプの殺虫剤を入居前に行うと、ゴキブリはその家から逃げ出し、新しいすみかとして購入予定の新居に住みつく可能性があります。
また、近隣で建物の取り壊しを行うことですみかをなくしたゴキブリがやってきたり、入居した近くに飲食店やコンビニが多かったりするとそこから移動してくることも大いにあり得ます。
新築のゴキブリ対策のおすすめ
新築の内見に行ってもほとんどの場合、ゴキブリを見つけることは無理でしょう。
ここからは入居前にするべきゴキブリ対策の応急処置についてご紹介します。
※参考の一部となります。
【すき間をふさぐ】
まずはゴキブリの侵入経路をふさぎましょう。特にキッチンやお風呂場などの排水口はゴキブリが好む侵入口です。水道が使えるようになるまでは、テープやふたでふさいで、室内への侵入を防ぎましょう。
【くん煙剤をたいてゴキブリ対策】
室内のゴキブリ対策には『バルサン』や『アースレッド』などのゴキブリ用くん煙剤が効果的です。こちらは煙や霧状の殺虫剤を部屋のすみずみまで行き渡らせることでゴキブリを駆除します。一般的に家電製品や家具、布団などには煙や霧がかからないようにビニールシートや新聞紙でカバーしなければなりませんが、家電や家具がない新居であれば比較的簡単に使えます。なおかつ、ほかの嫌な害虫まで一緒に除去してくれますよ。
ただし、ゴキブリの卵は殺虫成分を通さない固い殻「卵鞘(らんしょう)」に覆われているため死滅しません。卵がふ化する2~3週間後にもう一度、くん煙剤をたいて駆除しましょう。
【ハーブ】
上記のように小さなお子さんやペットがいるご家庭で毒餌の設置が難しい場合には、ゴキブリが嫌がるニオイを散布させるのも有効です。ゴキブリは「ハッカ」「ラベンダー」「グローブ」「ペパーミント」「ローズマリー」など、清涼感あるハーブのニオイが苦手です。そこで、玄関や排水口などに、これらの香りのアロマオイルに水または精製水を合わせた特注スプレーを吹きかけておくといいでしょう。ただし、バニラビーンズやアニスなど甘い香りはゴキブリが好むため避けましょう。
まとめ
新築はヘタするとゴキブリが快適に過ごせる空間になりかねません。まずは専門業者にご相談するのもおすすめです。
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