こんなところにゴキブリ?!家の中のゴキブリのすみかはココ！
「家の中でゴキブリ1匹いたら、100匹はいる」と言われるくらい繁殖力がすさまじいゴキブリ。衛生的にも絶対、家の中に入れたくないですよね。しかし、もうすでに家の中に潜んでいるかもしれません。そこで今回は、家の中におけるゴキブリのすみかを紹介します。ゴキブリ対策に役立てるためにもぜひ、ゴキブリのすみかを知っておきましょう。
家庭でのゴキブリのすみかはココ！
ゴキブリは暗くて、暖かく、ジメジメとした場所を好みます。しかし、ハチやアリと違い、本格的な巣をつくるわけではありません。一般的に1匹のゴキブリがフェロモンを発生させ、そのニオイにひかれて群れになり、繁殖して個体数を増やすと言われています。すなわち、家じゅうがゴキブリのすみかになり得るのです。このやっかいな生態を踏まえ、家の中における主なゴキブリのすみかを見てきましょう。
キッチンやお風呂などの「水回り」
ゴキブリはキッチンが大好きです。ゴキブリにとってキッチンは、水や食べ物がそろっているだけでなく、大好物の生ごみや油汚れなど、エサとなるものがたくさんある絶好の場所です。特に冷蔵庫や電子レンジなどのキッチン家電は、排熱によって常に暖かいため、寒さに弱いゴキブリには最適なすみかになります。
また、食料や調味料を保管している収納棚も暗くて人目につきにくいので、ゴキブリのすみかになりやすいです。しかも、密閉容器があいていたり、保存しているものがこぼれていたりすると、それを目当てにゴキブリが集まってきます。
さらに、ゴキブリが集まりやすい場所として、洗面所やお風呂場も見過ごせません。ゴキブリのエサとなるホコリやゴミ、人間の髪の毛などがあり、ゴキブリが好むジメジメとした湿度もあるからです。
特に洗面所やお風呂場の排水管は、ゴキブリの侵入経路としても使われるため、遭遇率も高い傾向にあります。
エアコンやパソコンなどの「電化製品」
暗くて暖かい場所を好むゴキブリは、冷蔵庫や電子レンジ以外の電化製品も好みます。その中でもエアコンは、暗い、暖かい、水があると、ゴキブリのお気に入りの場所です。エアコンの奥であれば、人目が届きにくく、掃除もおろそかになりやすいため、ゴキブリにとってはとても住みやすい場所になります。
また、待機電力で常に暖まっている、パソコンやプリンター、FAXなどを寝床にするゴキブリもいます。これらの場所を寝床にされると、ゴキブリや卵が挟まったり、ゴキブリがコードをかじったりして、電化製品が故障する恐れがあるため、こまめに清掃するなど、適した対策が必要です。
こんなところにも?! ゴキブリの意外なすみか
家のあらゆるところに潜むゴキブリ。ここからは家の中におけるゴキブリの意外なすみかについて紹介していきます。
家具
ソファや引き出し、本棚などの家具の裏や隙間もゴキブリのすみかになります。特に家具と壁の間、家具と家具の間は、暗くて狭く、掃除しにくいため、潜んでいる可能性大です。また、木製の家具は湿度を適度に含みやすいため、ゴキブリが好む傾向にあります。ゴキブリがいるか確かめたい方は、ゴキブリが小さな揺れにも反応する性質を利用して、家具を少し動かしてみるといいでしょう。
シューズボックス（げた箱）
暗くてジメジメしたシューズボックスもゴキブリが大好きな場所です。侵入経路となる玄関からも近く、エサとなるゴミやホコリも多くあります。住みつかないためにも、適度に扉を開いて換気し、掃除することが望ましいです。
観葉植物
室内に観葉植物を育てている場合、鉢の下や土の中にゴキブリがいることがあります。観葉植物に与える水や肥料はゴキブリのエサにもなるため、こまめな掃除を心がけましょう。
ベッド
人の髪の毛や毛布のホコリなどがたまりやすい布団も気を付けたい場所です。汗でぬれたままのシーツやまくらカバーもゴキブリは大好きです。特に万年床の方は要注意です。定期的に布団を干して掃除をし、シーツやまくらカバーは交換するなど、清潔な状態を保つことが大切です。
紙類が重なっているところ
雑食性のゴキブリは紙も食べます。新聞紙や古紙、ダンボールなどの紙類は、重なると暖かく、暗く、狭いため、ゴキブリがすみかにする可能性があります。そのため、たまった紙類は速やかに捨てましょう。
まとめ
紹介したように家の中のいたるところをすみかにするゴキブリ。対策としてはこまめな掃除や整理整頓、適度な換気、侵入経路をふさぐ、駆除剤を使うなどがあります。しかし、家じゅうのゴキブリ対策を完璧に行うのはとても大変です。
そこで定期的なプロによる駆除・対策をしてみてはいかがでしょうか。「ゴキブリパトロール」は、東京周辺を対象にゴキブリ駆除をしているプロの専門業者です。ゴキブリの生息場所、繁殖状態を徹底的に調査し、状況にあった施工および対策方法をアドバイスいたします。